旭川市の外壁塗装、耐久性を重視するなら?長持ちする塗料の特徴と選び方
お役立ち情報
2024.11.06
旭川市の厳しい気候条件下で住宅を守るためには、外壁塗装の耐久性が特に重要です。
本記事では、寒冷地に適した塗料の選び方と、長持ちする外壁塗装のポイントを解説します。
✓本記事の結論
- 旭川市の気候では、耐寒性と耐候性を備えた塗料選びが重要です
- 塗料の種類によって耐久年数に大きな差があります
- 初期費用は高くても、耐久性の高い塗料の方が長期的にはコスト効果的です
目次
1. 外壁塗料の種類と耐久性の比較
塗料の種類によって10年以上の耐久性の差が出るため、選択には慎重な判断が必要です。
塗料の種類 | 耐久年数 | 主な特徴 | 寒冷地での適性 |
---|---|---|---|
フッ素系 | 20〜30年 | ・最高級の耐久性 ・強い紫外線耐性 ・最高の信頼性 |
◎ 最適 |
シリコン系 | 15~20年 | ・高い耐候性 ・優れた撥水性 ・バランスの良い性能 |
○ 適している |
ウレタン系 | 7~12年 | ・コストパフォーマンスが良好 ・一般的な気候では十分 ・標準的な性能 |
△ 要注意 |
アクリル系 | 5〜7年 | ・最も手頃な価格・一般的な塗料・基本的な性能 | × 不適 |
2. 耐久性を重視した塗料の費用比較
初期費用は高くても、年間コストで見ると高耐久塗料の方が経済的です。
塗料の種類 |
費用範囲 | 年間換算コスト |
---|---|---|
フッ素系 | 140〜180万円 | 5.6〜6万円 |
シリコン系 | 120〜150万円 | 7〜7.5万円 |
ウレタン系 | 100〜130万円 | 10〜10.8万円 |
アクリル系 | 80〜100万円 | 13.3〜14.3万円 |
3. 耐久性を高める重要なポイント
特に下地処理は耐久性を左右する最重要工程となります。
1. 下地処理の質
- 既存の塗膜の完全除去
- クラックの適切な補修
- 徹底的な清掃
2. 施工環境の管理
- 適切な気温と湿度
- 十分な乾燥時間
- 天候への配慮
3. 塗装回数の遵守
- 下塗り:1回
- 中塗り:1回
- 上塗り:1回
4. 耐久性を考慮した塗装時期
推奨される施工時期
1. 春季(5月〜6月)
- 気温が安定
- 湿度が適度
- 乾燥時間の確保が容易
2. 秋季(8月〜10月)
- 気温が穏やか
- 湿度が比較的低い
- 冬季前の準備に最適
避けるべき条件
- 気温5度以下
- 気温30度以上
- 降雨時
- 強風時
- 湿度85%以上
5. 耐久性を保証する業者選びのポイント
1. 技術面のチェック
- 塗装技能士の在籍
- 最新の施工技術の導入
- 定期的な技術研修の実施
2. 実績の確認
- 寒冷地での施工経験
- 10年以上の実績
- 過去の施工事例
3. 保証内容の確認
- 保証期間10年以上
- 保証内容の明確さ
- 定期点検の有無
6. まとめ:失敗しない外壁塗装のために
旭川市での外壁塗装において、耐久性を確保するためには、適切な塗料の選択が最も重要です。シリコン系やフッ素系塗料は初期費用が高額でも、長期的には経済的な選択となります。
塗料の選択に加えて、適切な施工時期の選定、丁寧な下地処理、そして信頼できる業者の選択が不可欠です。これらの要素を総合的に考慮することで、住宅の資産価値を長期にわたって保護することができます。
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業界経験28年以上。平成30年10月1日の創業より旭川市で戸建ての塗装やリフォーム工事を行う。
長年の知識と技術を生かし、高品質なサービスを提供。
「品質にこだわり、細かい気配りのできる工事」をモットーに、お客様に喜んでもらえるよう業務に取り組んでいる。